安心して派遣で働くために、派遣に関わる基本的な法律知識を知っておきましょう!
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派遣で働くときに知っておきたいこと(厚生労働省)
1.派遣という働き方
派遣社員は、雇用契約については派遣会社(派遣元)と結びますが、実際の業務については、派遣先企業の指示を受けて勤務します。
お給料の支払・休暇の管理は、派遣会社(派遣元)が行い、福利厚生についても、派遣元の施設・サービスを利用します。
2.派遣で禁止されていること
派遣で禁止されているのは、「事前面接」と「以前勤務していた会社への、離職後1年以内の派遣」です。
派遣就労にあたって、ご心配な点があれば、お気軽にご相談ください。
3.派遣で働く前に確認しておくこと
派遣会社のHPに掲載されている、派遣会社の情報を確認しましょう。
マージン率や教育訓練等の、企業情報を公開が、法律に基づいて義務付けられています。
4.無期雇用への転換推進措置について
派遣労働者の雇用安定のために、派遣会社には「派遣社員の希望する、雇用条件に沿った対応。」が、求められています。一定期間勤務された派遣先での、継続的な勤務を希望される場合は、お気軽にご相談ください。
5.期間の制限
一部の業務を除き、同じ勤務先で就業できる期間には、最長3年の制限があります。
長期でご勤務される場合には、契約期間を意識され、契約更新の際には、ご自身のキャリアプランとの兼ね合いをお考えましょう。
6.労働契約申込みみなし制度
派遣先が違法派遣と知りながら、派遣労働者を受け入れている場合、違法状態が発生した時点から、派遣先が派遣労働者に対して、派遣元における労働条件と同一の労働内容とする、労働契約の申込みをしたものとみなされます。
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平成27年労働者派遣法改正法が成立しました(厚生労働省)
7.同一労働同一賃金
働き方改革関連法により、2020年4月1日から労働者派遣法(派遣法)が改正され、「同一労働同一賃金」への対応が、義務化されました。派遣で働く方々に、公正な待遇が確保されるよう、派遣元・派遣先企業で努めてまいります。
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同一労働同一賃金について(厚生労働省)